夫・妻がついに禁煙宣言! 家族ができるサポートのコツは?
家族に喫煙者がいる場合、健康面からもタバコを止めさせたいと思っている方は少なくないでしょう。禁煙を思い立つ動機は様々。タバコの害について何度も話されたことや、職場も含めて喫煙場所が減ったこと、タバコの値上げなど、きっかけはそれぞれですが、大切な人がついに禁煙を始めたなら、家族の方にもぜひ成功を後押ししていただきたいところです。
しかし、タバコを止める気持ちがあっても、スタートした禁煙を成功させるのはなかなか難しいもの。ニコチンという薬物の依存性の高さと、「食後の一服」というような精神的な依存が複雑に絡み合っているため、意志の力だけですぐにやめられない人が多いのも事実です。
ニコチンパッチやガム、また、ニコチンを摂取してもその効果を感じにくくする内服薬なども発売されていますが、周囲の理解や適切なサポートもまた非常に重要です。禁煙が成功するまで、家族や近しい人は、どう応援しサポートしていくのが良いのでしょうか? 身近な人の禁煙を助けるコツを解説します。
まずは「禁煙に挑戦できていること」を一緒に喜ぶ
禁煙に至るまでの経緯はさておき、まずは「今、禁煙に挑戦している」ということを、ご本人と一緒に喜ぶことが大切です。コーチングにおいても は重要な要件です。「あなたが禁煙していることを、私は知っている」ということを言葉や態度で伝えてあげてください。
また、禁煙はその直後から、体に良い影響を及ぼすことが知られています。1日1日の積み重ねが、心臓や脳血管の病気のリスクを下げ、重篤な病気から遠ざかることにつながっていることも、あわせて伝えましょう。